2013年06月27日

次期iPhoneでの「TD-LTE」対応を示唆する情報!

2013年6月26日に中国・上海で開催された「GTI Asia Conference」講演にて、ソフトバンクモバイルの特別顧問を務める松本徹三氏が登壇し、その中で今年発売されるとみられるiPhone5Sが「TD-LTE」の規格に対応することを示唆する発言をしています。

LTE


講演では、まず現状のソフトバンクのLTE通信状況と、「TD-LTE」に100%互換性をもつ「AXGP」の加入状況を説明。
その後、思うように伸びない加入者数に対し、「iPhoneがTD-LTEをサポートしていない。それが数字がそれほど大きくない理由だ。ただ、今年はおそらくこの数値が跳ねる。理由は言えませんが」と発言。
会場は笑いに包まれました。
これをそのまま解釈すると、次期iPhoneが「TD-LTE」規格に対応するということではないでしょうか。
松本氏の発言といい、それを受けた会場の反応といい、「対応することがもう決定付けられている」ようにも感じられます。

iPhone5の発売で一気に表舞台に出てきた高速データ通信LTE
そのLTEには2つの規格が存在します。

ひとつは現在、iPhone5でも対応している「FDD」方式。
そしてもうひとつが、未だiPhoneでは対応していない「TDD」方式。
中国をはじめ、アジア圏で広く使われているこの「TDD」規格が、次期iPhone5Sで対応することになるかもしれません。

もしそうなると、かねてから「TD-LTE」の通信網の整備を進めてきたソフトバンクにとっては願ったり叶ったりといえます。
つまり、Androidのみが使っていた通信設備をiPhoneでも兼用することができるわけです。
 
そして、auも子会社のUQが計画する「WiMAX 2+」によって「TD-LTE」に対応することができます。
つまり2社の「iPhoneカバー領域」が一層拡大し、ユーザーの利便性が向上します!

今年の秋に発売されるとみられるiPhone5Sに、「TD-LTE」に対応すれば、日本でのソフトバンクとKDDIの二社の争いがさらに激化する可能性があります。


■LTEとは■
LTE 【 Long Term Evolution 】 3.9G / Super3G
第3世代(3G)携帯電話のデータ通信を高速化した規格。第4世代(4G)への橋渡しという意味で正式には「3.9G」(第3.9世代)と呼ばれるが、4Gの一種に含める場合もある。NTTドコモは当初「Super3G」と呼んでいた。各国・地域の標準化団体間の国際的な標準化プロジェクトである3GPPによって2009年3月に仕様が策定された。

LTEでは最も高度な仕様では理論上の最高通信速度が下り(基地局→端末)で100Mbps以上、上り(端末→基地局)で50Mbps以上となり、家庭向けのブロードバンド回線にほぼ匹敵する高速なデータ通信が可能となる。従来と異なりすべての通信をパケット通信として処理するため、音声通話はデジタルデータに変換されてパケット通信に統合される。

LTEで利用する周波数帯域や使用する帯域幅は3Gと共通で、従来の通信サービスからのスムースな移行を目指している。ただし、技術的にはこれまでの3G携帯電話との互換性はあまり考慮されておらず、端末や基地局は新たに対応製品に置き換える必要がある。

3G携帯電話は日本ではNTTドコモやソフトバンクモバイルなどが採用するW-CDMAと、au(KDDI/沖縄セルラー)が採用するCDMA2000の2方式に分かれており、それぞれデータ通信速度を高度化したHSPA/HSDPAおよび1xEV-DOを3.5G(第3.5世代)として展開しているが、これらの次の世代では両陣営ともLTEを導入する見通しとなっている。

■TD-LTEとは■
TD-LTE【 Time Division Long Term Evolution 】 LTE TDD
第3世代(3G)携帯電話を高度化した高速なデータ通信仕様であるLTE(Long Term Evolution)の一種で、上り方向と下り方向の多重化に時分割多重(TDD:Time Division Duplex)方式を採用したもの。

上り(端末→基地局)と下り(基地局→端末)の通信を同時に行うために、通常のLTEでは、それぞれに異なる周波数帯を利用する周波数分割多重(FDD:Frequency Division Duplex)方式が用いられるが、TD-LTEでは同じ周波数帯を極めて短い単位時間(タイムスロット)に分割し、上りと下りで交互に切り替えて利用するTDDが用いられる。

分割した単位時間をどの方向にどのくらいの割り当てるかを変更することで、上りをある程度犠牲にして下りを高速化するといった対応を柔軟に行うことができる。ただし、タイミングのズレが起きないように各単位の間に無通信の隙間時間を挟む必要があるため、その分通信効率が下がる。

TD-LTEは俗に「3.9G」と称されるLTE規格の一種で、主に中国政府や中国の携帯電話事業者が推進していたことから「中国方式」などと紹介されることもあるが、3G携帯電話の通信方式を標準化する3GPPによって「3GPP Release 8」標準の一部として採択されており、ロシアやインドなどで導入の準備が進んでいる。日本でもソフトバンクが「SoftBank 4G」の名称で通信サービスを提供することが決まっている。

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タグ:LTE TD LTE
posted by りんご電話 at 13:14 | Comment(0) | LTE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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